食品トレー容器を通じて、快適な食生活を創造する

リサイクルQ&A

Question

使用済みトレーの回収ボックスはどこに設置されているのですか?

Answer

全国のスーパーマーケット等の多くに、使用済みトレーの回収ボックスが設置されています。

Question

使用済みトレーを回収ボックスに持って行くとき、気をつけることはありますか?

Answer

きれいに洗って、乾かしてからお持ちください。トレーにリサイクルできるものは、簡単に見分けることができます。

発泡スチロール製トレーの場合

爪楊枝が簡単に刺さります。ただし爪楊枝が刺さっても、以下のものはトレーにリサイクルできません

回収ボックスに入れるときのお願い
リサイクルできないもの

透明容器の場合

透明容器に印刷がある場合は必ずその部分を切り取ってお持ちください。

回収ボックスに入れるときのお願い
リサイクルできないもの

PETボトルの場合

キャップ・ラベルははずし、軽く中をすすいでお持ちください。

回収ボックスに入れるときのお願い
リサイクルできないもの
Question

使用済みトレーの回収率はどれくらいですか?

Answer

エフピコで生産している発泡スチロール製トレーの出荷量と回収量から算出すると、現在、約30%の回収率となっております。

Question

スーパーマーケットに設置されている使用済みトレーの回収ボックスに「色付きは入れないでください」と書いてありました。どうしてですか?

Answer

エフピコでは、リサイクル開始当初から色付きトレーの回収を行っています。しかし国内で流通しているトレーメーカーの中には、リサイクルが困難なため色付きトレーは回収していない場合があるためです。

Question

弁当や惣菜等に使われている硬い食品トレー容器はトレーにリサイクルできますか?

Answer

これらの食品トレー容器は現在のところ、トレーにリサイクルできない素材の製品となります。しかしエフピコでは2008年から透明容器のリサイクルを本格展開するなど、リサイクル技術の進化を常に続けています。近い将来、さらなる拡大生産者責任を果たすべく、他素材(硬い食品トレー容器等)のリサイクルについても随時検討していきます。これらの容器もトレーにリサイクルできるようになるまで、今しばらくお待ちください。

Question

使用済みトレーの回収ボックスに、トレー以外の物が混ざっていた場合、それらはどうなりますか?

Answer

エフピコでは、手選別工程で使用済みトレー以外の物を取り除きます。牛乳パック、びん、缶、レジ袋など、使用済みトレー以外の異物(不適品)が混入している場合は、それぞれを扱うリサイクル業者へ引き渡し、適正に処理を行っています。

Question

エフピコ製以外の使用済みトレーでもリサイクルは可能ですか?

Answer

原料が同じであれば、エコトレー(R)として再生させることが可能です。原料の選別を行ったうえで、可能な場合はメーカーの区別なく再生しています。どれがどの会社の製品なのか、なかなか見分けがつかないと思いますが、実際に回収された使用済みトレーの約半数がエフピコ製、残りの半数は他社の製品です。

Question

市町村で回収された使用済みトレーはエフピコでリサイクルされますか?

Answer

2016年度、エフピコが白色トレーを回収している自治体数は130団体です。

2000年4月に完全施行された容器包装リサイクル法に基づき、一部の市町村でも白色トレーの回収が実施されるようになりました。しかし大部分の自治体では、使用済みトレーやそれ以外のプラスチックも一緒に回収されているため、エフピコが回収しトレーにリサイクルすることはできません。従って、その他プラスチックとして回収している自治体については、できるだけスーパーマーケットの回収ボックスに入れていただければと思います。

Question

どうして、使用済みトレーをそのまま洗ってもう一度使うことはしないのですか?

Answer

使用済みトレーはきれいに洗っても、どこかに傷や変形などのダメージが生じています。また毎日大量に搬入される使用済みトレーは形も大きさも千差万別で、それらを分類してぴったり同じ形の物をそろえるのは現実的に困難です。また食品トレー容器は食品衛生法という法律の規格基準を満たしていなければならず、これも難しくなります。上記のような理由から、使用済みトレーを洗ってそのままもう一度使うことはできません。実際には、回収した使用済みトレーをペレットと呼ばれる原料に戻し、リサイクルする方が効率的なのです。

Question

再生トレー(エコトレー(R))を再度リサイクルすることはできるのですか?

Answer

エコトレー(R)でも、何度も再生させることが可能です。エコトレー(R)からもエコトレー(R)は作られています。

Question

新しい原料で作られる食品トレー容器と再生トレーの割合はどれくらいですか?

Answer

現在、市場に流通している食品トレー容器(肉や魚の入った一般的な発泡スチロール製トレー)の約25%をエコトレー(R)が占めています。つまり4枚に1枚はエコトレー(R)なのです。またエフピコ製造の汎用トレーに限って計算すると、約80%近くがエコトレー(R)です。

Question

「エフピコ」とマークの入った食品トレー容器はすべてリサイクル製品ですか?

Answer
いいえ。リサイクルトレー(エコトレー)にはすべてエコマークが入っています。

いいえ。エフピコではバージントレー(新しい原料から作る食品トレー容器)の製造販売も行っておりますので、エフピコの刻印があってもリサイクル製品とは限りません。再生トレー(エコトレー(R))にはすべてエコマークが入っています。

Question

新しい材料から作られた食品トレー容器(バージントレー)と再生トレー(エコトレー(R))とでは、どちらの方がCO2発生量は少ないですか?

Answer

材料製造から廃棄・リサイクルまでトータルで計算した結果、エコトレー(R)はバージントレーと比較してCO2排出量を約2/3に抑制できることが確認されました。

 

Question

mark このマークの意味は何ですか?

Answer

このマークは米国プラスチック工業会が制定した、容器の材質を示すマークで、SPI(Society of Plastic Industry)マークと呼ばれています。中の数値は下記の通り1~7まであり、6はポリスチレン素材を表しています。現在、資源有効利用促進法において表示することが義務化されているのは1のPET(清涼飲料水、しょうゆ、酒の3種類)のみで、その他の表示については任意表示となっています。 従って刻印しているメーカーもあればしていないメーカーもありますが、エフピコでは消費者の皆様が分別を確実に行っていただけるように配慮して、当社のポリスチレン容器にはこのマークを刻印しています。

このマークの意味は何ですか?
Question

透明容器に貼られているシールは取り除く必要がありますか?

Answer

基本的に取り除く必要はありませんが、容器の全面にシールが貼られている場合については選別ができないため回収しておりません。