エフピコの関東エコペット工場が茨城県結城郡八千代町で稼働開始しました。(2017年10月)
関東エコペット工場の画期的なところは、回収したPETボトルを原料にリサイクルして素材シートを生産し、そのシートを用いてエコAPET(エフピコの環境対応透明容器)を生産するという一連の工程をひとつの建屋でおこなうことです。
関東エコペット工場で生産されるPET素材の再生ペレットは年間約2.7万トン。
エフピコには他にも2か所PETリサイクル工場があり、エフピコグループ全体としては年間約6.5万トンのPET素材の再生原料を生産しています。
使用済みペットボトルをごみとせずにもっとたくさんのリサイクル製品を効率的に生み出せれば、持続可能な社会の実現も近づいてきます。
関東エコペット工場完成が目標達成の一歩になることをエフピコは願っています。
圧縮された状態で搬入されます。
圧縮されたペットボトルをばらし、その中から異素材品を選別した後に砕きます。
キャップとラベルを分離し、アルカリ洗浄水による洗浄で不純物を除去します。
高温真空にした反応炉を時間をかけて通過させ揮発留分を除去します。
食品容器に適したグレードのペレットが完成。
再生ペレットから透明容器の素材となるシートを製造します。
食品容器に成形したシートを裁断して容器が完成。
エフピコのオリジナル環境対応透明容器であるエコAPET®。