Interview

社員インタビュー
製品開発
製品開発2部 製品設計2課

貞利 和希

Kazuki Sadatoshi

学生時代は応用化学を専攻し、研究室で新しい反応に使える触媒の合成について学ぶ。2018年4月、エフピコ入社。製品設計2課に配属され、試作品の3Dモデルや図面の作成、見積もり依頼、製品仕様書の作成依頼を担当している。

製品設計のスペシャリストになり、
まだ世の中にない容器を作りたい。

1から設計を学び、成長を実感

──エフピコに入社したきっかけを教えてください。
 大学では応用化学を専攻し、持続可能な社会の実現に役立ちたいと考えていました。複数の企業を検討する中で、エフピコが「トレーtoトレー」の循環を確立していることにまず驚き、食品トレーという暮らしに身近な存在を作っていることから、その影響力の大きさに興味を持ちました。
 もともと大学の専攻を生かしたいという思いから、容器の素材そのものを開発する仕事を希望していましたが、配属は製品設計。1年間の研修で1から設計に関する知識や3DCADの操作を学び、試作品の見積もり作成や製造現場での初回生産の立ち会いを経験後、製品設計を任せてもらえるようになりました。この道のエキスパートである先輩方から日々指導を受けながら、成長の手応えを得ています。若手社員を丁寧にじっくり育成する土壌がある会社だと思います。

食品容器の世界は
大きな可能性を秘めている

──現在の仕事内容を教えてください。
 試作品のための3Dモデルや図面の設計、見積もり依頼を担当しています。営業担当者がお客様からヒアリングしてきた内容をもとに3D CADで設計を行います。 限られた納期で、要件を満たし、より安価で高品質な製品を目指してギリギリまで検討するのですが、良い答えが出ずに壁に当たることもしばしば。でもそんなときはエキスパートの先輩たちが助言してくださるおかげで突破できています。営業担当者が自信を持って提案できる製品を作るために、たくさんのサポートを得ながら全力で頑張っています。自分が設計した製品が店頭に並んでいると本当にうれしいです。
 コンビニエンスストアやスーパーマーケットのお惣菜の可能性を広げるために、容器側にできることはまだたくさんあります。当社独自の新しい素材シートも次々と開発されているので、その特性を生かした製品設計に取り組んでいきます。

コミュニケーションを大切に
ものづくりの一端を担う

──今後の目標を教えてください。
 エフピコのものづくりは、チームワーク。お客様の要望を実現するために、たくさんの部署が連携してスピーディな開発を実現しています。そこで大切なのがコミュニケーション。相手が知りたいことを把握し、分かりやすく伝える力をさらに身に付けていきたいですね。そして、社内からもお客様からも「製品設計のことなら貞利に聞け」と言われるようなスペシャリストを目指し、まだ世の中にない容器を生み出したいです。設計に関わる様々な知識や知見を得ながら、製品設計を極めたいと思っています。
 学生の皆さんには、大学での研究をしっかり頑張ってほしいです。過去のデータの読み解き方など研究のプロセスで得た方法論は、必ず仕事にもプラスになります。やり切ったと思えるくらい勉強してくださいね。

貞利さんの1日

  • 8:00

    出社 メールチェック

  • 9:00

    試作品の見積依頼・製品仕様書の作成依頼

  • 12:00

    昼食

  • 13:00

    製品の設計

  • 16:00

    見積の確認

  • 17:30

    日報の作成・1日の振り返り

  • 18:30

    退社