株主の皆様へ
株主の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、
厚く御礼申し上げます。
当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、東日本大震災後のサプライチェーンの急速な復旧や、一部復興需要
の兆しが見られるなど、弱いながらも景気は持ち直しの動きがでております。
一方、欧米の金融不安や経済成長の鈍化、円高の進行、さらには中国をはじめとする新興経済国の変調もあり、
内外共に景気の先行きは不透明感が増しつつあり、景況感は足踏みの状況になっております。
当第2四半期連結累計期間の業績は、販売面におきましては、汎用製品及び軽量化製品の拡販に加え、新デザイン
製品や新機能製品の採用も好調で、東日本大震災の影響による消費の落ち込みや、製品値上げに伴い不採算取引
の見直しを行うなど、マイナス要因はありましたが、製品売上数量は前年同期比105.6%と伸長しました。
商品売上高は、平成22年10月に包装資材問屋のインターパック㈱が連結グループに加わり、商品取扱量の拡大に努め、
前年同期比143.0%となりました。この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は768億82百万円、前年同期に比べ
107億31百万円の増収(前年同期比116.2%)となり、第2四半期連結累計期間としては過去最高の売上高となりました。
利益面におきましては、前期第4四半期連結会計期間から当社製品の原材料価格は次第に高騰を続け、原材料コスト
は前年同期に比べ約19億円の増加となり、その他経費等の増加約7億60百万円がありました。
一方、製品売上数量の増加及び新製品の販売が好調なことや商品取扱量の増加、生産及び物流をはじめとしたグループ
全体でのコスト改善に加え、当第2四半期からお客様にご協力をいただいた製品値上げにより、これら利益改善額は
総額27億50百万円となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の経常利益は69億17百万円(前年同期比101.3%)となり、第2四半期連結累計期間
としては過去最高の経常利益となりました。
なお、特別損失には、東日本大震災に関わる費用1億89百万円及び電力制限対策費(自家発電機移設費用)51百万円、
合計2億41百万円を計上したため、当第2四半期連結累計期間の四半期純利益は37億81百万円(前年同期比94.5%)
となりました。
また、平成23年5月より中部第2配送センターとアイ・ロジック中部ピッキングセンターが稼動し、中部地区のお客様
に対する物流品質及びサービスレベルの更なる向上を図るとともに、流通コスト削減の提案を推し進めており、
8月には、地場大手ユーザーへ新規に食品用包装資材の納入を開始しました。
平成23年5月16日には、平成22年12月に中部リサイクル工場において稼動したPETメカニカルリサイクルプラント
で生産された再生PETフレークを食品容器用途に使用することについて、米国食品医薬品局(FDA)より
No Objection Letter(NOL)を取得し、PET樹脂においても、再商品化製品の上市に向けて準備をすすめております。
来春には、中部リサイクル工場にてPETメカニカルリサイクルプラントの2号機が稼動の予定です。
さらには、PET二軸延伸製品(耐熱性向上と強度アップを実現したPET透明容器では世界初となる二軸延伸シート
からの成型品)の生産と、商品取扱量拡大のためのアイ・ロジック関東ピッキングセンターの拡充を目的とした
ピッキングセンターを併設した関東新工場(来春稼動予定)の建設に着手いたしました。
東日本大震災による被災により稼動を停止しておりました東北工場は、生産を山形工場に完全に移管し、今後の
東北地区の復興需要に備えたピッキングセンターにリニューアルのうえ、商品の一層の拡販に努めてまいります。
社会的責任としての障がい者雇用の推進につきましては、全国9ヶ所の選別工場を主たる事業所として、折箱タイプ
容器組立工場、特例子会社、リサイクル選別分野での事業提携会社も含めた事業所・工場等において、グループ
全体で9月末現在390名の障がい者が就労しております。
株主の皆様には、何卒一層のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
