企業活動に伴い様々な物質の移動や環境への影響が発生します。私たちエフピコは、自然環境への負荷を可能な限り低減・抑制するために、自らの企業活動が生み出した環境への影響を、正確に把握することに努めています。以下はCO2排出量及び部門ごとの物質収支・エネルギー使用量となります。
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カテゴリ |
2020年3月期 (t-CO2) |
2021年3月期 (t-CO2) |
2022年3月期 (t-CO2) |
2023年3月期 (t-CO2) | |
---|---|---|---|---|---|
Scope1 | 43,114 | 44,956 | 7,632 | 8,842 | |
Scope2 | 188,523 | 198,165 | 180,920 | 168,201 | |
Scope3 合計 | 823,608 | 963,115 | 950,809 | 882,366 | |
カテゴリー1 | 購入した商品およびサービス | 412,308 | 486,702 | 412,217 | 371,451 |
カテゴリー2 | 資本財 | 41,286 | 77,562 | 77,114 | 102,301 |
カテゴリー3 | 燃料およびエネルギー関連活動 | 14,624 | 15,146 | 30,005 | 29,724 |
カテゴリー4 | 輸送・配送 |
6,263 |
6,951 | 47,998 | 45,178 |
カテゴリー5 | 事業から出る廃棄物 | 577 | 671 | 578 | 568 |
カテゴリー6 | 出張 | 1,855 | 1,082 | 2,007 | 2,795 |
カテゴリー7 | 雇用者の通勤 | 1,095 | 1,109 | 1,699 | 1,693 |
カテゴリー8 | リース資産(上流) | 該当なし | |||
カテゴリー9 | 輸送、配送(下流) | 該当なし | |||
カテゴリー10 | 販売した製品の加工 | 該当なし | |||
カテゴリー11 | 販売した製品の使用 | 該当なし | |||
カテゴリー12 | 販売した製品の廃棄 | 345,600 | 373,892 | 336,894 | 328,657 |
カテゴリー13 | リース資産(下流) | 該当なし | |||
カテゴリー14 | フランチャイズ | 該当なし | |||
カテゴリー15 | 投資 | 該当なし |
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* | 精度向上のため、2022年3月期よりScope1の庸車分をScope3カテゴリー4へ移行しています。 |
* | 精度向上のため、2022年3月期よりScope3カテゴリー3の原単位を見直しています。 |
Scope1 | 地球温暖化対策の推進に関する法律(温対法)に基づく、「温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度」で示されている算定方法を参照。 |
排出係数:温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度の「算定・報告・公表制度における算定方法・排出係数一覧」の係数を使用。 | |
Scope2 | 地球温暖化対策の推進に関する法律(温対法)に基づく、「温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度」で示されている算定方法を参照。 |
電気事業所別係数:環境省・経済産業省「電気事業者別排出係数(特定排出者の温室効果ガス排出量算定用)-R2年度実績」の係数を使用。 | |
Scope3 | |
(カテゴリー1) | 購入した商品およびサービス |
算定対象: | (株)エフピコで購入した商品およびサービスに係る排出量 |
算定方法: | CO2排出量=購入した商品およびサービスの重量×排出原単位。(出典:環境省:経産省「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドライン(Ver2.5)」 |
排出量原単位: | カーボンフットプリントコミュニケーションプログラム 基本データベースver. 1.01 (出典:産業環境管理協会) |
(カテゴリー2) | 資本財 |
算定対象: | (株)エフピコで購入・取得した資本財(有形固定資産の投資額、土地等)の上流の排出量 |
算定方法: | CO2排出量=資本財の価格(建設費用)×排出原単位。(出典:環境省:経産省「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドライン(Ver2.5)」 |
排出量原単位: | 出典)環境省「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver3.2)」 |
(カテゴリー3) | 燃料およびエネルギー関連活動 |
算定対象: | (株)エフピコが購入し、使用又は販売した燃料やエネルギーの上流の排出量 |
算定方法: | CO2排出量=電力または燃料、熱の購入量×排出原単位。(出典:環境省:経産省「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドライン(Ver2.5)」) |
排出量原単位: | 電力は、出典)環境省「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver3.2)」 |
その他燃料は、IDEAv2.3 | |
(カテゴリー4) | 輸送・配送(上流) |
算定対象: | (株)エフピコで購入した製品・サービスのサプライヤーから自社へ物流に伴う排出量 |
算定方法: | トンキロ法 CO2排出量(tCO2)=輸送トンキロ(トンキロ)×トンキロ法燃料使用原単位(l/トンキロ)[D]×0.001(kl/l)×単位発熱量(GJ/kl)[A]×排出係数(tC/GJ)[B]×44/12 |
排出量原単位: | カーボンフットプリントコミュニケーションプログラム 基本データベースver. 1.01 (出典:産業環境管理協会) |
(カテゴリー5) | 事業から出る廃棄物 |
算定対象: | (株)エフピコグループで事業活動から発生する廃棄物(有価のものは除く)の自社以外での「廃棄」と「処理」にかかる排出量 |
算定方法: | CO2排出量=廃棄物処理・リサイクル委託費用(量)×排出原単位。(出典:環境省:経産省「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドライン(Ver2.5)」) |
排出量原単位: | 廃棄物輸送の排出原単位=出典)環境省「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver3.2)」 |
廃棄物処理の排出原単位=IDEAv2.3 | |
(カテゴリー6/7) | 出張/雇用者の通勤 |
算定対象: | (株)エフピコグループが常時使用する従業員の出張等、業務における従業員の移動の際に使用する交通機関における燃料・電力消費から排出される排出量です。 |
算定方法: | CO2排出量=移動手段別 交通費支給額×排出原単位 |
連結財務諸表の損益計算書から情報取得 | |
排出量原単位: | 出典)環境省「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver3.2)」 |
(カテゴリー12) | 販売した製品の廃棄 |
算定対象: | (株)エフピコが製造又は販売している製品本体及び製品に付する容器包装の「廃棄」と「処理」に係る排出量 |
算定方法: | CO2排出量=(廃棄物種類・処分方法別の廃棄物処理・リサイクル量)×(廃棄物種類・処理方法別の排出原単位) |
回収量・焼却量・埋立量=CFP製品種別基準(認定CFP-PCR番号:PA-BC-03) | |
排出量原単位: | ・廃棄物種類・処理方法別(リサイクルに伴う)CO2排出原単位=出典)環境省「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver3.2)」 |
・廃棄物種類・処理方法別(焼却/埋立に伴う)CO2排出原単位=IDEAv2.3 | |
・廃棄物輸送の排出原単位=出典)環境省「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver3.2)」 |
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2020年3月期 | 2021年3月期 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | |||
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INPUT | エネルギー | 電力(kwh) | 368,421,956 | 381,374,938 | 394,974,297 | 393,254,083 |
再生可能エネルギー(kwh) |
― | ― | 687,199 | 4,023,257 | ||
化石エネルギー(MJ) | 84,911,391 | 84,338,186 | 86,226,586 | 84,557,756 | ||
水資源 | 上水(㎥) | 506,259 | 528,711 | 543,375 | 567,165 | |
地下水(㎥) | 100,450 | 164,016 | 192,558 | 172,462 | ||
工業用水(㎥) | 89,747 | 97,416 | 88,717 | 85,706 | ||
原料 | 樹脂類他(t) | 176,879 | 204,476 | 213,474 | 207,576 | |
副資材 その他 |
段ボール(t) | 35,371 | 38,922 | 40,413 | 39,892 | |
包装ポリ(t) | 3,068 | 3,386 | 3,597 | 3,554 | ||
潤滑油(L) | 16,504 | 8,639 | 8,895 | 13,243 | ||
シンナー(L) | 35,602 | 51,336 | 70,050 | 67,879 | ||
紙(枚) | 2,736,500 | 2,425,500 | 2,452,500 | 2,519,600 |
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2020年3月期 | 2021年3月期 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | |||
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OUTPUT | 製品 | 製品生産重量(t) | 204,374 | 206,057 | 213,760 | 209,817 |
出荷トラック台数(台) | 159,096 | 163,946 | 168,060 | 166,047 | ||
廃棄物 | (t) | 28,049 | 26,495 | 27,395 | 30,263 | |
環境汚染物質 | 煤塵(kg) | 114 | 73 | 58 | 70 | |
NOx(kg) | 5,806 | 5,338 |
5,054 |
8,491 |
||
SOx(kg) | 706 | 629 | 490 | 0 | ||
BOD(kg) | 11,079 | 8,494 | 4,220 | 3,458 | ||
COD(kg) | 11,139 | 3,218 | 7,218 | 4,824 | ||
SS(kg) | 6,345 | 1,243 | 4,968 | 2,210 | ||
排水 | 河川(㎥) | 434,242 | 549,698 | 546,107 | 545,314 | |
海(㎥) | 4,845 | 608 | 754 | 604 | ||
下水道(㎥) | 151,717 | 126,027 | 174,235 | 181,703 |
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2020年3月期 | 2021年3月期 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | |||
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INPUT | エネルギー | 電力(kwh) | 18,114,086 | 18,690,552 | 19,622,717 | 17,772,064 |
化石エネルギー(MJ) | 2,599,316 | 2,647,594 | 2,640,510 | 2,621,785 | ||
水資源 | 上水(㎥) | 24,402 | 26,324 | 22,898 | 22,356 | |
その他 | 紙(枚) | 9,389,410 | 9,268,421 | 9,201,807 | 9,761,857 | |
OUTPUT | 廃棄物 | (t) | 461 | 483 | 507 | 475 |
排水 |
河川(㎥) | 0 | 0 | 0 | 0 | |
海(㎥) | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
下水道㎥) |
24,402 |
26324 |
22,898 |
22,356 |
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2020年3月期 | 2021年3月期 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
INPUT | エネルギー | 電力(kwh) | 2,916,776 | 3,867,753 | 3,628,453 | 3,553,666 |
その他 | 紙(枚) | 13,487,673 | 11,438,733 | 11,892,448 | 11,470,856 | |
OUTPUT | 廃棄物 | (t) | 230 | 383 | 388 | 47 |
排水 |
河川(㎥) | 0 | 0 | 0 | 0 | |
海(㎥) | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
下水道㎥) | 3,202 | 4,637 | 6,254 | 5,495 |
環境保全コスト
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項目 | 小分類 | 内容 | 投資額 (百万円) | 費用 (百万円) | |
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事業エリア内コスト | 公害防止コスト | 水質 | リサイクル工場における水処理装置 | 0 | 34 |
緑化 | 工場及び配送センターでの緑化 | 17 | 13 | ||
地球環境保全コスト | 省エネルギー、 地球温暖化防止 |
LED等省エネ設備 | 36 | 33 | |
資源循環コスト | 廃棄物処理 | 産業廃棄物の処理コスト | 0 | 297 | |
リサイクル | リサイクル原料製造コスト |
147 | ※ | ||
上・下流コスト | リサイクルコスト | 回収 | 使用済のトレー・透明容器・PETボトルの回収コスト | 0 | 870 |
管理活動コスト | 間接労務費、環境広報、環境教育 | 環境教育 | 環境教育に関するコスト | 1 | 149 |
社会活動コスト | 地域活動、団体支援 | 寄付/支援 | 環境に係る寄付、支援金 | 0 | 26 |
合計 | 201 | 1,422 |
※企業情報につき非公開
環境保全に伴う経済効果
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項目 | 内容 | 金額 (百万円) | |
---|---|---|---|
経済効果 | 環境対応製品の売上金額 | エコトレー、エコAPET、エコOPET製品の売上金額 | 63,583 |
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管理項目 | 自主管理値 | 測定頻度 | 測定実績 ※ | ||
---|---|---|---|---|---|
大気汚染 | 硫黄酸化物(排ガス) | 濃度:(K値)3以下 | 6ヶ月に1回以上 | 管理値以下 | |
塩化水素(排ガス) | 濃度:45mg/m3N | 管理値以下 | |||
窒素酸化物(排ガス) | 濃度:180ppm | 管理値以下 | |||
ばいじん量(排ガス) | 量:0.1g/m3N | 管理値以下 | |||
一酸化炭素(排ガス) | 濃度:80ppm | 管理値以下 | |||
ダイオキシン類 | (排ガス) | 量:0.2ng-TEQ/g | 年1回以上 | 管理値以下 | |
(ばいじん) | 量:0.01ng/g | ||||
(焼却灰) | 量:1ng/g | ||||
騒音 | 騒音 | 地域協定値 60dB | 年1回以上(敷地境界) | 管理値以下 | |
振動 | 振動 | 自主管理値 60dB | 年1回以上(敷地境界) | 管理値以下 | |
悪臭 | 特定悪臭物質濃度・臭気指数 ※ | 福山市条例規制 臭気指数 18 | 年1回以上(敷地境界) | 管理値以下 |
※ 測定実績:2006年度および2007年度の2年間
保守・点検については、乾留、焼却、燃焼ガス冷却など各プロセスの装置ごとに保守・点検リスト(PDF)を作成のうえ、実施しておりました。
設置稼動から休止に至るまで期間中、すべての装置に異常はなく順調に稼働しておりました。