食品トレー容器を通じて、快適な食生活を創造する

エフピコ環境基金

エフピコ環境基金について

 

 

お知らせ

2024年度のエフピコ環境基金助成先が決定いたしました。

助成先一覧はこちらから

 

2025年度の募集につきましては、2024年10月1日~予定しております。

また、令和6年能登半島地震後の環境復興活動に関する特別枠を設定いたします。

詳細が決まりましたらご案内いたします。

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エフピコ環境基金について

 海洋プラスチックごみ問題及び気候変動をはじめとする環境問題は、様々な要因が複雑に絡み合い、大きな問題となっています。エフピコでは1990年に6店舗のスーパーマーケットの店頭に使用済み食品トレー回収ボックスを設置して、「トレーtoトレー」のリサイクルをスタートさせ、拠点は10,500ヶ所を超える(2023年3月末時点)までになりました。

 皆様のお陰で容器包装リサイクル法に基づく分別・収集の仕組みと合わせて、使用済み食品トレーを資源として有効利用する社会インフラとして定着しております。 

  更に、近年の地球規模の環境問題に対してさまざまな角度から活動をされている団体を助成すべく、2020年3月にエフピコ環境基金を創設致しました。

  環境問題をテーマとする活動への当基金による助成を通じて、持続可能な社会の構築を地域の皆様とともに進めて参りたいと考えております。

 

助成先について

エフピコ環境基金 審査委員より

エフピコ環境基金委員長コメント

株式会社エフピコ独立社外取締役

エフピコ環境基金審査委員長

末吉 竹二郎

 地域の多様な活動を継続するご努力を真摯に重ねておられる皆様に、心から敬意を表します。

 審査委員会では、食の安全を支えダイバーシティや循環型社会の実現に力を注いでいる株式会社エフピコが創設した当基金の主旨を鑑み、環境保全、環境教育・研究、「食」の課題解決への一助となる基金でありたいと願い、審査委員会で助成先・活動を選定させていただいております。

 助成活動・団体の内容が川、海、里山、林や森を守り、育て、研究・教育する内容へと広がりをみせ、活動地域も年々拡大し続けていることを大変うれしく思っておりますとともに、当基金を活用して皆様の活動が発展されることを心からご期待申し上げるしだいです。

 さらに、当基金の2025年度(2025年4月~助成開始)に係る募集につきましては、令和6年能登半島地震後の環境復興活動に関する特別枠を設定することを事前にお伝え致します※。

 能登半島地震からの環境復興については継続的な活動が重要であり、当基金も環境復興活動支援に役割を果たしたいと考えております。

 当基金を契機として、企業の枠を超えて地域の皆様方とのつながりが形成され、SDGs実現のための協業の活動の輪がさらに広がり、サステナブルな活動として確立されることを願っております。

 これからも趣旨にご賛同いただける団体の皆様の積極的なご応募をお待ちしています。

※審査委員会で決定された能登半島地震からの環境復興に係る特別枠の具体的な内容については、決定次第「お知らせ」でご案内いたします。

 

 

エフピコ環境基金委員長コメント

大学共同利用機関法人
人間文化研究機構
総合地球環境学研究所

研究基盤国際センター教授

浅利 美鈴

 

 

 日頃より環境活動に尽力されておられる団体の皆様に、改めて敬意を表します。

 エフピコ環境基金の特徴の一つとして、単年度の活動のほか、複数年にわたって助成を行っていることがあります。特に複数年の活動については、持続可能な循環型社会の実現に貢献する地域活動のモデルケースとして、中長期的展望をもって活動を育てて頂くと同時に、その活動内容やノウハウ等を積極的に発信していただきたいとの想いを込めて審査に携わっております。持続可能な社会への変革は、人から、地域からしか根付かないということを、審査にかかわりながらも、実感しています。

 毎回新たな興味深い取組のご応募をうれしく思っておりますとともに、特に複数年助成による活動につきましては、その発展性などについて慎重に審議しております。

 選ばれた地域活動の多くに、エフピコの社員の皆さんが参加しているという点も、本基金の特徴の一つかと思います。互いに貴重な出会いと学びの場になっていると伺っています。当基金を活用していただくことにより、環境活動がより一層力強く、参加者にとっても楽しく、持続可能な形で全国各地に広がっていくことを期待しております。