ダイバーシティ&インクルージョン
インクルージョンの推進
障がいのある人材の活躍
エフピコが障がいのある人材の雇用を本格的に開始したのは1986年。それ以来、業務の幅と規模を広げ、現在ではエフピコダックス株式会社とエフピコ愛パック株式会社を中心に、約400名の障がいのある人材が現場で活躍しています。担当する業務は、付加価値の高い小ロット製品の製造や、使用済み食品トレー・容器のリサイクル工程での手選別作業など、多くの集中力や繊細さを要するもの。これらの現場では、障がいのある人材の能力が存分に発揮され、エフピコのものづくりを支えています。
勤続年数内訳(2026年3月時点)
エフピコダックス株式会社(特例子会社)
容器成形/ 回収容器選別
エフピコの特例子会社として厚生労働大臣より認定を受け、障がい者が健常者と助け合いながら働ける場を提供。一人ひとりの可能性を引き出し、その能力を戦力として活かしています。
エフピコ愛パック株式会社(就労継続支援A型事業)
容器組立/ 回収容器選別
社会福祉や環境問題に取り組んできたエフピコが、障がい者の就労機会拡大を目的に設立。営利法人として日本初の「就労継続支援A 型事業所」に認定されています。
お取引先様の障がい者雇用のサポート
エフピコでは39年にわたり培ってきた障がいのある人材活用のノウハウを、お取引先様の障がい者雇用に役立てていただく活動も行っています。エフピコのサポートにより、それぞれの職場で欠かせない戦力となっています。
エフピコのサポートで新たに生まれた障がい者雇用
(2026年3月時点)
61事業所 785名
新しいウィンドウで開きます
フロアホッケーを通じたインクルージョンの推進
エフピコグループは2010年からユニバーサルスポーツであるフロアホッケー活動を推進し、障がいの有無を超えた交流を深めています。また、全日本フロアホッケー競技大会や西日本大会のメインスポンサーを務め、社員がボランティアとして大会運営を支えるなどインクルージョンの輪を広げています。
障がいのある人材のキャリア形成促進
エフピコは、障がいのある人材が自分らしく働き続けられるよう、キャリア形成の環境づくりに取り組んでいます。エフピコダックス株式会社やエフピコ愛パック株式会社から、エフピコグループの他の会社での一般就労へのステップアップなど、多様なキャリア形成機会があり、一人ひとりの状況に応じた働き方を可能にすることを通じて、誰もがキャリア形成して活躍し続けられる企業グループを目指しています。
イキイキと働くことのできる職場環境の整備
社内環境整備方針
エフピコグループでは、社員一人ひとりが個々の能力や特性を最大限に発揮してその役割を果たし、やりがいや充実感を持ちながらイキイキと働ける環境を作ることが、企業価値の向上につながる経営課題の一つであると考えています。ハード面では、健康・安全を確保した職場を整備するとともに、ソフト面では、働きやすい制度設計等を通じて、職場環境の整備に努めてまいります。
人材マネジメントに関する取り組みはこちらをご覧ください。
主な取り組み内容
働きやすさや子育てをサポートするため、社員、再雇用社員、並びにパートタイマーを対象として、各種制度の整備や施策を実施しております。
男性の育児休暇取得の義務化や、子どもが小学6年生になるまで育児短時間勤務が可能になる制度など、当社独自の取り組みも実施しております。
| 制度・施策 | 内容 |
|---|---|
| 時差出勤 | 「労働時間の最適化」の取り組みとして、仕事の性質に合わせて働くことができるよう8パターンの時差出勤を導入。 |
| スマイル休暇 | 労働時間の有効活用と心身のリフレッシュ等を図ることを目的に、年次有給休暇を連続5日間取得する制度を導入。 |
| 時間単位の年次有給休暇 | 通院や子どもの学校行事への参加、家族の介護など様々な事情に応じて柔軟に休暇取得できるよう最大年5日の時間単位の年次有給休暇制度を導入。 |
| 男性の育児休暇※ | 男性社員が、子どもが1歳になるまでの間に、通常の有給休暇とは別に、連続5日間の休暇取得(有給)を義務化する、当社独自の制度を導入。 |
| 育児時短勤務 | 子どもが小学校就学始期までの育児短時間勤務に加えて、小学6年生まで利用することができる育児短時間勤務を導入。 |
| ライフサポート休暇※ | 介護、看護、病気やケガの治療、不妊治療と仕事の両立支援を目的に、失効した年次有給休暇を年10日、累計50日を上限に積立て、利用できる制度を導入。 |
| ノー残業デー | 社員が仕事と生活の調和を図りつつ効率的な業務遂行を実現することを目的に、原則週2日のノー残業デーを導入。 |
| テレワーク | 出社との最適な組み合わせにより、生産性の維持・向上の実現を図ることを目的にテレワークを導入。 |
| レクリエーション費補助※ | 社員旅行、忘新年会、歓送迎会など社員の親睦を深める行事に対して一定額の費用をサポート。 |
| 食事代補助 | 食事代の費用補助を実施。 |
| ピコハウス・借上社宅 | 主に工場や物流センターに勤務する単身者向けに社員用住宅「Pico House」を提供します。ワンルームの個室でプライベートを確保、ベット・バス・トイレ・家電を完備しています。また、借上社宅を利用する社員には、規程に基づき家賃補助があります。 |
※当社グループの社員、再雇用社員、並びにパートタイマーを対象
長時間労働の撲滅
繁忙時間帯に集中して働いて作業生産性を向上させることによる長時間残業の抑制、時差出勤、スマイル休暇取得(連続5日間の休暇)の義務化、時間単位の年次有給休暇制度の導入、ノー残業デーの設定など行っております。具体的には、1週間の労働時間については、当該国・地域の法令を遵守し、労使の協定時間などを踏まえて社員が過重な勤務とならないように管理します。残業時間については、法令遵守にとどまらず社内目標に沿って削減に取り組み、過度な残業時間となった場合は安全衛生委員会や産業医面談を通じて労働時間削減を働きかけるなど、労働時間配分を主体的に考え行動し、長時間労働の撲滅に取り組んでおります。
実績
| 指標 | 単位 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 平均残業時間 | 時間/月 | 7.80 | 7.73 | 7.50 | 8.2 |
| 有給休暇取得日数 | 日 | 10.3 | 10.6 | 11.7 | 10.8 |
| 有給休暇取得率 | % | 56.1 | 57.6 | 63.6 | 58.6 |
| 産前産後休業取得者数 | 人 | 15 | 14 | 18 | 19 |
| 育児休業取得者数 | 人 | 15 | 20 | 20 | 25 |
| 女性 | 人 | 13 | 18 | 15 | 19 |
| 男性 | 人 | 2 | 2 | 5 | 6 |
| 女性取得率 | % | 100.0 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
| 男性取得率 | % | 9.1 | 9.5 | 21.7 | 27.3 |
| 男性の育児休暇等取得率 ※ | % | - | - | 82.6 | 69.2 |
※当社独自の休暇制度(育児を目的とした連続5日間の休暇)と育児休業を合わせた取得率
仕事と家庭の両立支援
エフピコグループは、男女ともにワークライフバランスを保ちながら働き続けることのできる職場風土の形成と職場環境づくりを目指しております。子どもが小学6年生まで短時間勤務を希望者に認めているとともに、男性社員に対しては子どもが1歳になるまでの間連続5日間の育児休暇取得を義務としております。さらに、「育児休業制度のハンドブック」の作成・配付を通じて、各種休暇制度の周知、産後パパ育休等取得の呼びかけを行う中で、管理職に対してはイクボスの啓発を行っております。また、育児だけではなく介護、その他の様々なライフイベントにおいてもワークライフバランスを保ちつつ継続的に活躍できるような環境整備を進めております。
次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画PDFファイルを新しいウィンドウで開きます(厚生労働省・女性の活躍推進データベースより)
ボランティア活動の推進
社員が自然災害などの復旧活動やエフピコ環境基金助成対象活動に参加する場合、ボランティア休暇制度を利用することが可能です。
また、当社が主催するフロアホッケー大会には、社員がボランティアスタッフとして運営に関わっています。
社員持株会制度
長期的な財産形成と福利厚生の充実を目的に、当社グループの社員、再雇用社員、並びにパートタイマーを対象とする社員持株会制度があります。会社は積立拠出額の10%を奨励金として補助しています。
プライベートライフ充実のサポート
野球、ヨット、テニス、フロアホッケーなど社員が趣味で行っているレクリエーションを活動費の提供という形でサポートしています。スポーツ以外の趣味、また歓迎会なども補助の対象となっています。また、全国の宿泊施設や娯楽施設の割引を行う福利厚生プログラムも用意し、社員が仲間や家族と楽しい時間を過ごしてもらえるようなサポートを提供しています。
ダイバーシティ&インクルージョン
エフピコグループが長年取り組んできた障がいのある人材の雇用推進や、仕事と育児の両立支援の取り組み等の強化が評価され、「D&I AWARD2025」(主催:㈱JobRainbow)において最高位の「ベストワークプレイス」に3年連続で認定されました。評価対象は、ジェンダーギャップ、LGBTQ+、障がい、多文化共生、育児・介護の5つの観点です。今後も、互いの違いを認め合い、切磋琢磨する企業グループを目指してまいります。