2023年度助成先の一年間の活動をご紹介します。
活動内容
ごみを拾いながらごみの動向を調査し、ごみの発生抑制に繋げていくことを目指す『調べるビーチクリーン』を根源療法的なツールとして定期的な活動にもちいる以外に、この手法を多様なエリアでのごみ拾い活動にも用いて幅広いデータを積み上げていきます。また一方で広域なエリアを連携させるためのツールとして調べるビーチクリーンを他団体へ普及させ、調べるビーチクリーンを広域なエリアを結ぶ共通ツールとしていくことを目指します。
具体的には月例で実施する辻堂海岸(藤沢市)での調べるビーチクリーン活動をベースに、10月⁻11月にかけて神奈川の150㎞の海岸を一貫的に清掃する『ビーチクリーン駅伝』を実施します。そしてその翌年の4月-6月頃に『あちこちビーチクリーン』と称してビーチクリーン駅伝でごみの回収量の多かった海岸で調べるビーチクリーンを実施します。
活動内容
2023年4月1日から2024年3月31日まで、予め設定各コースと期日で毎月1回日曜日に海洋浮遊ごみ回収を合計12回実施しました。当団体隊員参加者は72人、一般ボランティア活動参加者は24人でした。海洋浮遊ごみ回収総量は270.2㎏で内訳は発泡スチロール類16㎏・ビニール類25㎏・ペットボトル23本・カン18個・ビン8本・木材類177㎏・竹16.5㎏・特殊回収物35㎏でした。
2023年度もまだコロナ禍の影響がありましたが、それでも一般ボランティア活動参加者が多くあり、海洋浮遊ごみ回収活動に興味関心を持つ方が増加しました。これによりごみ等の安易なポイ捨てや不法投棄も減少しました。
活動内容
①アサリ浜の育成事業
エイの食害を防ぐ覆い網を交換し、西日本豪雨の被害から浜の回復を図りながら育ったアサリを学習に利用。
②アマモ場育成実験事業
・宮島学園にアマモの水槽を設置し、1年を通じて観察できるように管理。
・アサリ浜沖にアマモを植えてアマモ場を育成・観察中
③宮島海岸清掃
誰でもできる海岸清掃と大人のみ参加の海路清掃を実施。
④小プラスチックゴミ回収機器の開発事業
風化により小片となったプラスチックの回収する機器の開発を試みる最終年
⑤3年間の助成事業のまとめを紹介する展示会と映像の放映、冊子を作成して関係者へ配布。
活動内容
1.「河北潟カヌー体験・カヌーでゴミ拾い」
開催日時:8月27日(日)
参加者:19人
河北潟本湖、森下川河口付近でカヌー体験をしながら湖面からのゴミ拾いを実施し、遠目から見ると綺麗に見えるが、岸に近づくとゴミがたくさんある状況を体感してもらった。参加者からは自然体験と環境を守る活動を同時にできる有意義な活動だったという感想が聞かれた。
2.「河北潟流域ツアー・ゴミ拾いと野鳥観察」
開催日時:11月12日(日)
参加者:18人
河北潟流域を海から上流までバスでめぐり、各地の自然観察と、ゴミ拾いを交互に実施した。ゴミ拾いは内灘海岸、河北潟の湖岸で実施し、河北潟の湖面や沿岸の田んぼにいる野鳥の観察を実施した。上流域では棚田の保全活動に取り組む金沢市牧山町で、当地の活動について、現地を見ながらお話を伺った。流域各地のゴミの現状、ゴミにまつわる活動の状況、生物に与える影響等について伝えながら、活動への参加を促した。
活動内容
2025年の大阪・関西万博開催を契機に荒川で一定の実績を積んだ「産学官民協働持続方式」を関西圏に技術移転する。
1.ごみゼロ共創ネットワーク(主幹:京都超SDGsコンソーシアム)としてつながり、関西圏プラットフォームの基盤強化
2.当該方式を通じた自治体/市民/企業の協働構築
3.ボランティアによるごみ回収量の見える化
(ごみ拾いSNSピリカやごみマップアプリ)を推進
活動内容
活動内容
フードロスから始まった災害時の野菜救済活動を中心に、コミュニティの持続可能な食生活を促進するための様々な取り組みを行いました。
まず、災害時に捨てられる予定の野菜を救済し、有効活用するプロジェクトを立ち上げました。この取り組みは地域の食品ロス問題を軽減しています。
次に、コンポスト推進活動を通じて、生ゴミを有機堆肥に変える取り組みを行いました。これにより、地域のコンポスト利用者を80人増やすことができました。また、コンポスト堆肥を使用して地域での野菜づくりも始め、持続可能な農業の推進に努めました。
さらに、干し野菜を使った料理教室を開催し、食材の有効活用方法を提案しました。これにより、食品ロスを減少させるだけでなく、地域の食文化の継承と発展にも寄与しました。
最後に、食育活動を通じて、地域の人々に健康的な食生活の重要性を啓発しました
活動内容
1.
開催日時:7月17日(海の日)
参加者:100名 スタッフ20名
内容:海の日にフェリーをチャーターし、無人島の宇治島に渡り砂浜に漂着したゴミを参加者全員で清掃を行った。また、子供達やその両親を対象に中国地方整備局が「環境学習」として、瀬戸内海における海面浮遊ゴミの現状や海洋環境整備事業を紹介した。
2.
開催日時:2月25日
参加者:5名
内容:黒松の苗木500本の植樹を行った。定期的に植樹を行うことにより、緑豊かな島づくりを目指している。
活動内容
〇外部からの相談と支援
〇ウェブサイトでの情報発信
〇小学校からの相談と学習支援
(1)仙台市立芦口小学校 : 環境学習(5年児童57名、教員2名)
(2)仙台市立長命ケ丘小学校(5年児童69名、教員2名)・気候変動とグリーンカーテンの出前授業
(3)仙台市立八木山小学校 : 職員研修(教員30名)
(4)仙台市立八木山小学校(5年児童85名、教員3名)・気象予報士・星野氏による気象と防災の出前授業
(5)仙台市立中野栄小学校 (6年児童73名、教員2名)・ケンタロ・オノ氏によるキリバスと温暖化の出前授業
活動内容
開催日時:2023年4月~2024年3月(毎月1回)、その他1回
参加者数:404人
宮城県栗原市のラムサール条約登録指定湿地「伊豆沼・内沼」に投棄されているゴミの清掃に取り組みました。毎月1回、日曜日の朝に1時間30分の活動時間でゴミ拾いイベントを13回実施(毎月1回、その他1回)、延べ参加者404人、拾ったゴミの量は385.75kgとなりました。地域の定例的なイベントとしての認知が向上し、参加者数は前年(191人)から倍増し、また、企業の社会貢献活動や小児科医師の子ども支援の活動にもゴミ拾いが活用されるなど、プロジェクトに多様な価値が生まれています。
活動内容
(1)マイクロプラスチック調査
2023年の4月から2024年1月まで、計7回の琵琶湖調査を行い、プラスチックの数や色、大きさを調べました。この結果、マイクロプラスチックの個数密度は全体的に減少傾向にあることが分かりました。これは、様々な形での削減活動の結果かもしれません。今後も、琵琶湖の深い場所での密度計測など、継続的な調査研究を進めたいと考えています。
(2)琵琶湖漂着ゴミ調査隊
今年度は、過去最多の50名が参加しました。今年度回収したゴミの重量は37kgでした。PPやPEは減少傾向にありましたが、PETは相変わらず多かったので、啓発が必要だと思われました。
(3)国際シンポジウムの開催
国内外から参加した著名な研究者に、中高大学生の研究発表評価を行ってもらい、優秀者を表彰した。特に琵琶湖でのマイクロプラスチック研究が最も高い評価を得ました。
活動内容
自然を育む心とその恵みを活用できる術を習得する森林教室を開催し、この地域と取り囲み、海洋資源をも支える「森」と共に生きる次世代の人材を育成し、50年後この地域を担う、今の子どもたちが、森の恵みを受容する在り方と生き方を身に付けることを目的としています。
活動内容
・もくもく広場の開催
参加者:449人
内 容:未就園児親子を対象に佐賀県産積み木・木製玩具のあそびの広場と子育て中の親達の交流の場の提供。
・木育らんどの開催
参加者:延2,368人
内容:遊具遊び(木の大型遊具・雲梯・木のトンネル・メリーゴーランド・ボーリング・ままごと他)・木工体験(木の花作り・丸太切り体験 他)
会場で配布した助成企業の取り組みを紹介した学習本は分かりやすい内容で、学校で学ぶSDGsの意味をより深く理解した児童が多かった。また、教育機関、企業、NPO、行政との連携を密にして実施することができた。
活動内容
①学ぶ:食品ロス問題を処理施設や堆肥化から学ぶ。環境問題を実感し行動につながる(見える化)施設見学。食を楽しむための工夫を学ぶ。
②体験:食と環境の大切さを実感する農業と収穫物の保存・調理方法を生産者の指導のもと実践する。
③つながる: 参加支援:社会とのつながりを構築し人と物を循環させるべく、生産者と消費者、支援者と被支援者の交流と協働を促し農業や食育の現場を整えていく。
④伝える: 体験したことや、学んだことをSNSやマスコミ等を通じてより広く伝えていく。
活動内容
【活動1】有機農業を体験する
〇お米づくりのプロセスにおいて、地域住民や学生の体験受け入れ
開催期間:4月後半から9月
参加人数:地域住民67人、京都橘大平賀ゼミ学生17人
〇農業体験用レンコン畑の整備を賛助会員とともに行った
賛助会員:13人
〇収穫祭を開催
地域住民21人、賛助会員9人
【活動2】自然素材を使った農舎をつくる
〇プラン検討および作成、見積もり
〇農舎建築
〇竹林整備
〇ビニール囲い整備
〇ヨシ刈りとヨシズ制作
活動内容
日精諸島の海ごみ0作戦
日時:令和5年8月20日(日)9:30~13:00
集合:日生駅前港
清掃場所:鹿久居島の再南東端の海岸
人数:126名
参加者:一般の親子、地域の団体、ボランティア協会の大学生、環境省、岡山県、備前市
内容:道路がなくアクセス困難な海岸に、上陸船を桟橋代わりにして、そこへ乗客船をつけて着岸し漂着ゴミの回収を行いました。漂着ゴミの回収は燃えるごみ、資源ごみ、粗大ごみに分別して、燃えるゴミは上陸船に乗せたパッカー車へ、資源ごみはトラックへ、粗大ごみは産廃業者へ引き取って頂きました。
活動内容
枚方市穂谷の耕作放棄水田を無農薬の冬期湛水の水田として蘇らせ、両生類の産卵地にもなり生物多様性豊かな湿地ビオトープとしての役割を持たせる。放棄水田の乾燥化が進み、現地において近年数が減少している両生類の産卵が継続して確認できることを目標とする。活動にあたっては枚方市、他の里山保全団体、専門家と連携して行う。
活動内容
被災地の里山整備。
伐採した竹を竹炭にし、竹炭パウダーを作り夏休みに小学生ファミリーを募集し、「バンブーチャレンジファミリーDAYキャンプ」を開催した。
日時・・・2023年7月22日(土) 参加者・・・40人 スタッフ・・・20人 内容・・・・竹を使って食器づくり。竹炭パウダーで発行させたピザ生地を自分で伸ばし、トッピングをしピザ窯で焼きます。また、竹で竹串を作り、五平餅を作る。竹を長くつなぎそうめん流しもしました。その後、竹のひごでコースターを作るワークショップもしました。
活動内容
・水源涵養林「阿蘇大観の森」の植樹、下草刈り
・水田湛水事業「阿蘇水掛の棚田」の田植えほか
・4月8日(土) 阿蘇大観の森第18回植樹 モミジ ヤマザクラの苗木1,550本を植樹/150人参加
・5月13日(土) 阿蘇水掛の棚田 第13回肥後銀行田植え/134名参加
・5月8日(月)~5月20日(土) 稲作企業ボランティア12社による田植えを実施/450名参加
・7月4日(火) 熊本県立芦北高校のアマモ研究室、海での観察に同行/当財団から2名参加
・7月22日(土) 阿蘇大観の森 下草刈り/50名参加
・8月31日(木) 阿蘇水掛の棚田に「ライブカメラ」を設置
・9月1日(金) 阿蘇水掛の棚田に「気象センサー」を設置し計測を開始
・10月4日(水)~10月15日(日) 稲作企業ボランティア12社による稲刈りを実施 400名参加
・10月24日(火) 第37回肥後の水とみどりの愛護賞表彰式 7先を表彰
・同日「我が国における地下水資源の持続可能な管理のあり方」の演題で講演会を開催
講師:嶋田 純氏 熊本大学名誉教授
・4月~3月 熊本県下 湧水の水質調査 定例18先 毎月実施
活動内容
小泉地区の子供達の体験プログラムで山・川・海・ビオトープを清掃し、ゴミの種類・重量を各場所ごとに調査しレポートにする。それを住民に共有していき、子供から大人へゴミに対する意識変革を訴えていく。
○小泉ビオトープクリーン
日時:5月13日(土)9:00-11:00
人数:大人10人・子供2人
内容:可燃ゴミ1袋・不燃1袋
〇津谷川リバークリーン
日時:6月11日(日)9:00-11:00
人数:大人13人・子供5人
内容:可燃7袋・不燃4袋
〇小泉海岸ビーチクリーン
日時:7月9日(日)9:00-11:00
人数:大人80人・子供12人
内容:可燃9袋・不燃3袋
〇田束山マウンテンクリーン
日時:8月20日(日)9:00-11:00
人数:大人8人(子供コロナ蔓延により学級閉鎖中の為、不参加)
内容:可燃4袋・不燃5袋
◯レポート打合せ
日時:12月26日(火)10:00-12:00
人数:子供10人(6年生)大人5人
◯レポート完成・小泉住民全戸配布
日時:2024年2月15日(木)
本吉管内小中学校配布・気仙沼市情報提供
活動内容
開催日:6月25日(日)
川で見つけた生き物や草木で発想力や想像力を養い、水に入り遊ぶことで感覚機能や身体機能を豊かにする子供たち、水のいきもの図鑑や昆虫図鑑など教本を眺めながら真剣に学習していきます。ナミウズムシ、コオニヤンマ、ブユ類、カワゲラ類、エビ、ザリガニなど沢山の生き物に出会う事が出来、入間川の水質はきれいな水と評価され歓声が上がります。
川を大切にしようとする気持ちを抱くことは河川のごみを拾い、海洋ゴミ問題への対策にもつながりSDGsへのアクションに繋げる体験となる活動と成っていきます。