1990年にスタートしたエフピコ方式のリサイクルは年を追うごとにだんだんと大きな成果を残すようになってきました。
1992年に1,660カ所だった使用済み容器の回収地点も2025年3月末には11,000カ所となり、この間の回収量も約10倍となりました。使用済み容器を回収し、再生原料として使用することはさまざまなメリットを生み出します。原料となる天然資源の石油使用量削減、資源を循環させることによる廃棄物の削減など、その波及効果は計り知れません。
天然資源を枯渇させないため、地球環境を守るため、エフピコではリサイクル事業による地上資源の活用を推進しています。
2025年3月期実績 | 累計実績 (1990年~2025年3月末) | ||
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発泡スチロール製 トレー | 回収量 | 7,800トン | 190,338トン |
枚数 | 19億5,000万枚 |
475億8450万枚 |
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透明容器 | 回収量 | 3,200トン | 32,593トン |
枚数 | 3億2,000万枚 | 32億5,930万枚 | |
PETボトル | 回収量 | 79,000トン | 698,789トン |
本数 | 31億6,000万本 | 273億1,732万本 |
食品トレーの素材製造から廃棄、リサイクルまでの環境負荷を計算すると、原油から新しく作るトレーにくらべて、「エコトレーⓇ 」は37%「エコAPET Ⓡ 」は30%、CO2の排出量を抑えることが確認されました。この再生容器を使用頂いた事により、2024年3月期はCO2を20.2万t排出抑制する事ができました。
2023年3月期に削減したCO2の量:約20.2万トン
食品トレーの素材となる原料を作る工程ではたくさんの二酸化炭素(CO2)が排出されます。
「エコトレーⓇ」や「エコAPETⓇ」はその工程での、二酸化炭素(CO2)排出量が少ないエコな容器です。