エフピコでは、1990年より発泡スチロール製トレーの回収・リサイクルを行っています。
消費者・スーパーなど小売店・包材問屋・エフピコの4者が一体となった「エフピコ方式のリサイクル」システムは、国民全員参加型のリサイクルシステムとして定着しています。
現在、全国約10,680拠点(2024年3月現在)に発泡スチロール製トレーの回収ボックスが設置されています。
回収された発泡スチロール製トレーや容器は、各地区の選別センターに搬入されます。
再生できない使用済みトレーなどを取り除き、白トレーとカラートレーに分類します。発泡スチロール製トレーの場合、選別工程には必ず手作業が必要であり、もっとも時間と手間がかかります。
風の力により細かい異物を取り除き、発泡スチロール製トレーを砕きます。
水で洗浄します。※ここで使用された水も浄化し、再利用します。
熱水と洗剤で洗浄します。※ここでも洗浄水の細かい浮遊物を除去した後に洗浄水を再加熱して、再び洗浄水として利用します。
水ですすぎを行った後、脱水します。
さらに細かく砕きます。
乾燥されたチップを溶かして粒状に加工します。※冷却水の循環を行っています。
品質検査を経てエコトレー®の原料となるペレットの完成です。
シーティング工程を経てエコトレー®が作り出されます。
エコトレーにはエコマークが付いています。